構築※乱数で落ちる確率は、急所率込み&命中考慮外
バンギラス | バンギラスN | 意地っ張り 207(252)-202-171(4)-x-140-123(252) |
 | すなおこし | いわなだれ | かみくだく | けたぐり | りゅうのまい |
A182ガブリアスの鉢巻地震が 乱1 (3/16) |
A+1けたぐりで Hメガガルーラが 乱1 (7/16) |
ランドロス | 命の珠 | 臆病 165(4)-x-111(4)-182(244)-101(4)-153(252) |
 | 力ずく | だいちのちから | サイコキネシス | きあいだま | じわれ |
大地の力でHギルガルドを 確1 |
気合玉でHメガガルーラを 確1 |
ギルガルド | 食べ残し | 控えめ 167(252)-x-171(4)-112(252)-170-70 ⇔167(252)-x-71(4)-222(252)-70-70 |
 | バトルスイッチ | シャドーボール | ラスターカノン | みがわり | キングシールド |
C110スイクンの波乗りを 身代わりが確定耐え |
シャドボで177-120メガハッサムを 乱2 (87.86%) |
トゲキッス | 拘りスカーフ | 臆病 175(116)-x-118(20)-155(116)-136(4)-145(252) |
 | てんのめぐみ | エアスラッシュ | だいもんじ | おいかぜ | トリック |
A200ハッサムの命の珠バレパンが 乱1 (1/16) |
エアスラで無振りガブリアスを 確3 |
クレセリア | ゴツゴツメット | 図太い 227(252)-x-182(204)-95-157(52)-105 |
 | ふゆう | ムーンフォース | どくどく | つきのひかり | トリックルーム |
C222ギルガルドのシャドボ急所が 乱1 (1/16) |
(残りB)A237メガバンギラスのA+1かみ砕く+砂ダメ 耐え程度 |
マリルリ | オボンの実 | 意地っ張り 206(244)-112(252)-101(4)-x-101(4)-71(4) |
 | ちからもち | じゃれつく | アクアジェット | ほろびのうた | はらだいこ |
A+6アクジェで183-116ガブリアスが 乱1 (11/16) |
C177ボルトロスの10まんボルトが 乱1 (3/16) |
背景 身辺が落ち着いてきたので久しぶりにローテレートに潜るために組んだPT。環境に多いと聞いていたガルーラサザンドラギルガルドピクシー辺りへの意識を中心に相性補完重視で組んだ。
全体解説 まず注目したのは夢特性:力ずく の化身ランドロス。ガルーラより素で早く、ギルガルドを一撃で葬ることができる。トゲキッス、クレセリア、ファイアローなどの浮いてるポケモンに強くないので、相性がいいバンギラスと組ませた。
ランドロスでギルガルドやジバコイルを沈めに行く際に、風船の可能性を排除できてガブリアスにも強いトゲキッスを加えた。ここまでで鋼とフェアリーの一貫が酷いので、ギルガルドを入れて多少強引に補完した。
更に、特にメガデンリュウを軸としたトリパへの対抗手段になるクレセリアを採用。数値が高めなのでそれ以外の場面でもクッションとして使いやすい。最後に水技の一貫を下げられるポケモンを探した結果、構築全体が特殊に偏ってたので物理技が強いマリルリを採用して終わり。
勝ちパターンとしては、トゲキッスを中心として相手を削って、ギルガルドやマリルリ、あるいはランドロスで〆る試合が多い。メガバンギはHS配分を選択したせいか、舞っても試合を決めてくれるだけの決定力は発揮できていなかった。
クレセリアを選出してトリル軸で展開するパターンは多くなく、トゲキッスやランドロスをチラつかせながらギルガルドの身代わりから勝ち筋を探っていく展開が有効だった。
要対策ポケモンである天然ピクシーに対しては、ランドロスの地割れ、トゲキッスのスカーフトリック、クレセリアの毒々、マリルリの滅びの歌 の4つを対策として仕込んでいる。ピクシーは本当にヤバいポケモンなので、これくらい対策して十分なくらいだと言える。
個別解説
★バンギラス
ランドロスと並べて相性がいいので採用。メガガルーラに比べて相手のトゲキッスやファイアローに強く、竜舞でSを上げられて不意打ち耐性がある点が優れる。一方で、ストーンエッジを採用しないと技の威力が不足気味。ギルガルドを含む並びに撃ちやすい地震が好まれる構築もあるだろうが、この構築ではメガガルーラを打ち合う場面が非常に多かったので、最も打点が高いけたぐり(威力100)を推奨している。
最も自己完結している意地っ張りHSの配分で使ったが、火力を伸ばす方向に調整し直す余地は大いにあるように感じた。トゲキッスのエアスラとけたぐりの連携でメガガルーラを倒せる調整にするなどは考えている。
★ランドロス
ガブリアスと比べて特殊打点であること、地面無効耐性があること、が優れる。物理バンギラスや物理ガルーラと並べる地面としては、物理特殊で分けられる力ずくランドロスが優れている場面は多いかもしれない。欠点は相手のガブリアスより遅いことだが、今回の構築ではトゲキッス、マリルリ、ギルガルドなどと並べることでガブリアスとの殴り合いが起こらないように組んでいるため、実際には地震を透かしながら殴れる場面ばかりだった。気合玉は外れるので過信はできないが、ガルーラサザンドラで並べられて面倒になってぶっぱする機会は多かった(当たると気持ちいい!)。
★ギルガルド
トリパ対策が面倒すぎたので、身代わりキングシールドでトリルターンを潰せる型でギルガルドを採用した。身代わりもキングシールドも下手に使うと隙を晒すだけの技になってしまうので、扱いになれるにはかなり試合数が必要だった。構築全体にハッサムが刺さっているので、唯一対抗できるギルガルドで頑張って何とかするしか勝ち目がなくなる。序盤に動かしたくなるポケモンだが、終盤まで残れるかどうかが試合を左右するポケモンでもあるので、扱いは大切に。
なお、S70になっているのは非理想値色違いを無理に採用したから。役立ったことがない数値なので、S80以上に設定した方がいいに違いない。
★トゲキッス
スカーフを持てばガブリアスを上から何もさせずに潰すし、ギルガルドの風船割ってソードフォルムのまま沈黙させるしで、異常な強さを発揮した。天敵であったブルンゲルが激減したことで枷が外れた。怯ませないで返り討ちに遭うより呪われて置物になる方が何倍も怖いので、使用感にもたらされた変化は大きい。ハッサムに薄い構築なので、せめてバレパンですぐ撃ち落とされないように珠バレパン耐えまで耐久に振った。また、奇襲してハッサムを倒せる炎技を持たせている。
★クレセリア
初めはランドロスを活かせるよう重力を覚えさせて使っていたが、そもそもランドロスとクレセリアを同時選出する機会があまり多くなく、あったとしても片方が控えにいて重力大地の力ギミックは使い勝手が悪かった。そこで、相手にピクシーがいた場合でも腐らないよう毒々を覚えさせたところ、この技の使い勝手がかなりよく、選出機会も増えた。
ローテーションバトルにおける毒々の使い勝手は、環境がXYに代わり天然ピクシーとかいう化け物が台頭したことで大きく変わった。天然ピクシーという明確な仮想敵以外にも、クレセリアミラーで有利になりやすい、水ロトムなどを毒々エアスラのコンボで削れるなど、使える場面は少なくなかった。
★マリルリ
相手の太鼓ジェットマリルリに薄過ぎたので、太鼓ジェットに耐性があって等倍で殴れるマリルリを採用した。サザンドラに強いのもかなりありがたい性能で、前身構築にマリルリを加えてから一気に勝率が改善していった。ニョロトノの性能が大幅に弱体化した今、最も腐りにくい性能を備えた滅びの歌役として、滝登りを切った型でシーズン1から使っていたが、ピクシーがシーズン2で増殖している話を聞いて今回も滅びの歌を覚えた型で採用を決めた。
滅びの歌は対ピクシー以外にも最後の詰めとして用いることができる技で、例えば相手のギルガルドのキングシールドのターンに使い、その後のキングシールドにリスクを与えることで詰めやすくできる。隣のギルガルドやクレセリア、トゲキッスでターン稼ぎできるのも相性良好であった。
反省点 相手の悪戯身代わりに対抗する手段がなく、威張る身代わりゲーをされると不利択を強いられてばかりであった。この点に関しては、メガバンギラスをメガガルーラに変えて調整してみると改善するかもしれない。しかし、控えに変わりものメタモンを仕込んでいる相手の場合、ガルーラで無闇に倒しに行っても利用させるだけなので難しい所である。
融通点・メガバンギラスの配分
おわり
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